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第30回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会

大会長挨拶

第30回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会

大会長 弘中祥司
昭和大学歯学部口腔衛生学講座 教授


 第30回日本摂食嚥下リハビリテーション学会まで1年を切りました。第30回大会は2024年8月30日(金)、31日(土)に福岡にて開催させていただきます。
 第29回大会では、久しぶりに会う対面の喜びに皆さんが歓喜していました。やはり対面開催は良いと実感致しました。満員御礼となるセッションやランチョンセミナー、人で溢れている企業展示ブースを見て、皆がコロナの終焉を祝っているかの様に感じました。第30回福岡大会でも会場のキャパシティについて、再考し、学びの場と交流の場をしっかりと確保したいと考えております。
 第30回大会では、「First and Last and Always いつも かわらず」をメインテーマとして掲げております。本学会で積み上げた摂食嚥下リハビリテーションの30年間の歴史を振り返りつつ、創成期(First)での苦難、最先端の研究(Last)そして今は定説となった技術(Always)を2日間でダイジェスト致します。患者さんの「いつもかわらない」生活を支える多職種の視点を、協賛企業、患者団体等の協力も得て、アジアだけではなく世界にも発信できる学会にして参ります。
 当講座では、第1回大会(昭和大学上條講堂)の故 金子教授、第5回大会(神奈川県民ホール)の向井教授、そして私どもの第30回大会(福岡国際会議場)と、講座単位では最多の開催を行なっております。また、意外な事に九州での開催は第9回大会のみで、今回21年ぶりとなっております。福岡県は食文化も独自性もあり、とても豊かで魅力的であります。また福岡国際会議場への交通のアクセスも全国だけではなく全世界からも抜群に良い立地となっております。年々暑くなっている夏の開催となりますが、皆さまの学問への熱意を受け止めまして、実り多き学術大会となりますよう鋭意準備を進めております。
今年の夏は福岡の地で皆様とお会いしたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。